1. 市場概況(2026年7月15日)
中国のプラスチック原料市場は15日、国際原油価格下落の影響を受け、PE・PP期先が軟調に推移した。現物市場も連れ安となり、市場参加者の心理は慎重な状況。下流工場は需要に応じた買い付けにとどまり、全体的な取引は低調。
2. 先物市場
- WTI原油:68.58ドル/バレル、0.92ドル下落
- ブレント原油:71.57ドル/バレル、1.38ドル下落
- PE先物:リニア先物軟調スタート
- PP先物:主力 종목も弱含み
3. PE市場
中国のPE現物市場は軟調。リニア先物の軟調推移を受け、中石化(Sinopec)華南地区の工場出荷価格も一部引き下げられた。LLDPE価格は25~165元/吨下落。茂名石化2426Kの広東華南参考価格は9,600~9,650元/吨(含消費税·届け出し)。
4. PP市場
PP現物市場も軟調推移。期先が低位的保ち合いを見せ、業者は在庫消化を優先し、譲歩売りが続く。PPライスの価格は10~200元/吨下落。下流は需要に応じた買い付けを継続。広東華南PPライス主流価格は7,150~7,200元/吨(届け出し)。
5. PVC市場
PVC現物市場は小幅下落気配。期先は保ち合い範囲内での動き。電石法5型シリーズの広東華南主流価格は5,780~6,000元/吨。
6. 卓創 анализе(市場の見通し)
卓創資訊によると、7月はPEのメンテナンス減産量が減少し、新規設備が稼働開始したことで国内供給が増加する見込み。下流の農業用フィルムの需要はオフシーズンに入り、需要面での支えが弱まっている。短期的にPE価格は軟調地合いが続きそう。PPは塑編業界のオフシーズン脱却が期待されるも、需要回復のテンポは緩慢。
7. 企業動向
華塑控股(000509.SZ)は7月15日、2026年上半期の業績予測を発表。预计中间净利润は▲1,200万~1,800万元。
出典:卓創資訊、隆衆、Mysteel。価格は参考値であり、投資助言ではありません。