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クロスフローファンホイール:PP-TDではなくガラス強化PPを選ぶ理由

回転部品には耐クリープ性と動バランスが必要です。鉱物充填PPでは対応できず、ガラス繊維が必須です。

製品ギャラリー2026-06-30

回転用途が求めるもの

横流ファンのインペラは高速で連続回転し、持続的な遠心荷重とわずかな振動を受けるうえ、通常は暖かく湿度の高い空気中で使用されます。そのため長期クリープ耐性、低吸水率、寸法安定性が求められます。

鉱物填充PPは十分な剛性を持ちますが、耐クリープ性に劣ります。使用中に羽根角がゆっくりとずれ、動平衡を崩し、騒音を増大させます。

PP-GFの性能

20〜30%の短繊維ガラス入りPPは、曲げ弾性率3,000〜4,500 MPaに達し、鉱物充填系よりはるかに優れたクリープ耐性を持ちながら、PP本来の低密度・低吸水率を維持します。

通常はローターのバランス調整と組み合わせます。まず繊維を均一に分散して慣性のバラつきを減らし、組み付け後にバランス修正を行います。

なぜPA-GFではないのか

PA6-GF30はより強く、より耐熱性がありますが、約3%の水分を吸収して寸法と剛性が変化します。湿度のある回転部品ではリスクになります。

だからこそ、吸水率の低い強化PPが家電のファンホイールで主流を占めているのです。

公開日 2026-06-30・製品ギャラリー・選定の参考情報です。出荷判定値は合意された技術文書をご参照ください。

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