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原油反発もプラスチック先物は弱含み LLDPE-0.63% PP-1.40%

著者: 公開日:2026-06-11 09:40 閲覧数:0

原油が急落から反発

6月10日、国際原油価格は前日の大幅下落から反発した。終値では、WTI原油7月限は1.83ドル高の1バレル90.03ドル(+2.07%)、ブレント原油8月限は1.65ドル高の1バレル93.10ドル(+1.80%)となった。前日6月9日にはWTIが5%急落して86.75ドル/バレル、ブレントが4.33%下落して90.17ドル/バレルとなっていた。

プラスチック先物は弱含み、コスト支え伝達せず

原油反発にもかかわらず、6月10日の国内プラスチック先物は弱含み。LLDPE主力限月は7875元/トンで50元安(-0.63%)、出来高55.91万枚。PP主力限月は8649元/トンで123元安(-1.40%)と下落幅が大きかった。PVC主力限月は4706元/トンで33元安(-0.70%)、出来高93.57万枚。

プラスチック業界指数は小幅下落

金聯創データによると、6月10日のプラスチック業界指数は8490で、前日比19ポイント下落(-0.22%)。PE価格指数9184(37低下)、LLDPE価格指数8381(43低下)、PP価格指数9711(6低下)、PVC価格指数4729(17低下)、ABS価格指数10053(35低下)。

上流原料相場

プロピレンモノマーCFR中国1118ドル/トン(横ばい)、エチレンモノマーCFR東北アジア898ドル/トン(30低下)、スチレンアジア1153ドル/トン(40低下)、ブタジエンCFR台湾1515ドル/トン(横ばい)。

市況見通し

短期的には、原油反発一方で、中東地政学リスクとマクロ経済懸念が交錯しボラティリティが拡大。プラスチック先物は下流需要の弱さに抑制され、コスト支えが現物に伝達されていない。PVCは不動産市況の低迷で需要回復が見込めない。中東情勢、OPEC+産出政策、中国経済刺激策を注視。

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