リード:米・イラン核協議が膠着状態に陥り、国際原油価格が4営業日連続で上昇。WTIが102ドル突破、プラスチック原料のコスト支援が強まっている。
I. 原油市場:地政学リスクで価格上昇続く
5月12日のクローズ:WTI原油6月物は102.05ドル/バレル(+4.06%)、ブレンッと原油7月物は107.60ドル/バレル(+3.38%)。WTIは4営業日連続で上昇。月間上昇率は3.00%、前年同月比では60.28%高。
主要データ
| 品种 | 決済価格 | 変動 |
|---|---|---|
| WTI原油 6月物 | 102.05 USD/バレル | +4.06% |
| ブレンッと原油 7月物 | 107.60 USD/バレル | +3.38% |
市場動向上
- EIA週次報告:米国商業原油在庫は前週比150万バレル減少(予想は100万バレル増)
- OPEC+:現行減産を維持、サウジアラビアは6月まで自主減産を継続
- 地政学:米・イラン核協議は膠着状態、イラン石油制裁リスク高水準
II. 下流プラスチック原料市場への影響
原油価格の高値持続により、プラスチック原料市場のコスト端支援が強まっている。
PVC糊
エチルン法原料コストが高値運行。华东市場大盘料は6,700-6,800元/吨區間。
TDI市場
原料TDI供給安定、下流ポリウレア需要改善見込めず。华东TDI上海貨は15,800-16,200元/吨。
硬質発泡ポリエーテル
プロピンオキシドコスト支援は全般的に弱め。华北4110は9,900-10,500元/吨。
III. 後市展望
短期的に、地政学リスクのプレミアムは高水準維持。原油価格は保ち合い難いで、成本支援は続く。一方、下流需要の回復にはまだ時間がかる。