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PP-TD20の射出温度と収縮:寸法を動かす4つの変数

鉱物充填PPの収縮率は無充填PPのおよそ半分ですが、それでもエンプラよりはるかに大きく、モールドフロー解析は必須です。

業界ニュース2026-07-17

桁の違い

ホモポリマーPPの収縮率は約1.5〜2.0%、コポリマーPPは1.2〜1.8%、PP-TD20は約0.9〜1.2%、PP-GF20は0.3〜0.5%まで下がります。この程度の差は、公差を先に図面で引いて後から材料を決めるのではなく、設計段階で材料と一緒に決めるべきだということを意味します。

充填コンパウンドにも流動方向と直角方向の収縮差は残りますが、ガラス強化系よりはるかに小さいです。

4つの変数

第一に金型温度です。高くすると結晶化が進み収縮も増えますが、表面と耐熱性が良くなります。通常は30〜60 °Cです。

2つ目は保圧と時間です。最も直接的なレバーで、保圧不足は収縮率を著しく高め、特に厚肉部にヒケを生じさせます。

3つ目は射出速度です。高速では配向が強まり、方向による収縮差が広がり得ます。

4つ目は肉厚です。厚い壁は冷却が遅く結晶化が長く続くため、収縮が大きくなります。肉厚を均一にすることが重要な理由です。

測定と公差のアドバイス

サンプリング後、測定前に23 °C・50%RHで24時間の状態調整を行ってください。後結晶化は、その後数日間もPPの寸法をわずかに動かし続けます。

組立精度が重要な穴には、まずモールドフロー予測を行い、初物計測で補正します。

公開日 2026-07-17・業界ニュース・選定の参考情報です。出荷判定値は合意された技術文書をご参照ください。

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