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PP-TD20かPP TD20か?表記の違いが実際に示していること

ハイフン、スペース、大文字小文字は材料を変えませんが、命名ルールの裏には実際の仕様差が隠れています。

業界ニュース2026-07-16

表記が異なる理由

コンパウンドには世界的な命名規則がありません。同じ要求がPP-TD20、PP+TD20、PP TD20、PPTD20、さらにはタルクをTと略したPP-T20として表記されることもあり、通常はすべて同じ意味——20%のタルクを含むポリプロピレン——です。

「通常」が要点です。TDをタルクに使うサプライヤーもあれば、Tだけ、さらに鉱物充填にMDを使うところもあります。グレード名だけを頼りにしてはいけません。

代わりに確認すべき5つのこと

1. 実際の充填率と試験方法 — 600 °Cでの灰分。2. タルクのメッシュサイズと表面処理の有無。3. ベース樹脂がホモポリマー・ブロックコポリマー・ランダムコポリマーPPのいずれか(低温衝撃性を左右)。4. 靭性改良剤を併用するかどうか。5. 曲げ弾性率とノッチ付き衝撃強度の保証値。

この5点が明確になれば、スペル表記の議論は無意味になります。

調達のアドバイス

見積依頼や発注の際は、グレード名だけではなく物性要求リストを添えてください。曲げ弾性率の下限、ノッチ付き衝撃の下限、収縮率の上限などです。サプライヤーを変えても受入材の品質の一貫性が保たれます。

長期生産部品には、封印見本を取り決め、毎年見直します。

公開日 2026-07-16・業界ニュース・選定の参考情報です。出荷判定値は合意された技術文書をご参照ください。

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