2026年6月6日、国際原油先物価格が大幅に下落した。ニューヨーク商業取引所のWTI原油先物7月限は2.50ドル安の1バレル90.54ドルで取引を終え、下落率は2.69%。ロンドンのブレント原油先物8月限は1.94ドル安の1バレル93.09ドルで、下落率は2.04%であった。
国際原油の下落を受け、国内石油製品価格は今年2回目の引き下げとなった。92番ガソリンは1リットル当たり0.41元下落、95番は0.44元下落、0番ディーゼルは0.43元下落した。次回の価格調整窓口は6月18日0時であり、さらに下落する可能性が高いと市場は予想している。
プラスチック原料面では、上流モノマー価格が全面安となった。エチレンCFR北東アジアは898ドル/トン、89ドル安。エチレンCFR東南アジアは948ドル/トン、159ドルの大幅安。プロピレンCFR中国は1,118ドル/トン、9ドル安。ブタジエンCFR台湾は1,515ドル/トン、80ドル安。スチレンアジアは1,178ドル/トン、1ドルの微増。
プラスチック業界価格指数について、業界総合指数は8,540ポイント、39ポイント下落。PE価格指数9,253ポイント、49ポイント安。PVC価格指数4,808ポイント、25ポイント安。ABS価格指数10,143ポイント、52ポイント安。PS価格指数10,689ポイント、116ポイント安。PP価格指数のみ3ポイント微減の9,692ポイントと比較的底堅かった。
市場見通し:国際原油価格の下落が続き、下流需要が閑散期に入ることと相まって、プラスチック原料のコスト支援は明らかに弱体化している。短期的には、PEやPVCなどの銘柄は弱含みの推移が予想される。6月18日の国内石油製品価格調整窓口とOPEC+の今後の生産政策による市場への影響に注目したい。