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自動車向けPC/ABSの仕様策定:硬さ、熱たわみ、臭気

OEMの材料仕様では、硬さ・HDT・VOC臭気が引張強度よりはるかに早くサプライヤーを脱落させます。

業界ニュース2026-06-23

荷重たわみ温度が実現可能性を決めます

内装部品は真夏の日射負荷に耐えねばなりません。無風状態でもインストルメントパネル上面は90〜100 °Cに達します。だからこそアッパードアパネルやコンソールトリムには通常、HDT(1.82 MPa)で100 °C以上、直射日光が当たる箇所には110 °C以上が指定されます。

試験荷重に注意してください。0.45 MPaの値は1.82 MPaより10〜15 °C高くなり、異なる荷重のデータは直接比較できません。

硬度と表面耐久性

ロックウェルR110〜R120は光沢内装トリムによく求められる要件で、要は爪による引っかきや拭き取り摩耗への耐性です。通常の打ち手はPC比率の引き上げか鉱物フィラーの添加ですが、その代償として耐衝撃性の低下と成形ウィンドウの狭小化があります。

つや消しエンボス部品は硬度に寛容で、代わりにウェルドラインの色ムラと紋様の再現性が重視されます。

臭気とVOCは見えない関門です

内装材料はOEMのにおいグレード — 通常10点法で3.0以下 — とVOC限度を満たす必要があり、VDA 270およびVDA 278に基づき試験されます。コンパウンド由来の残留低分子添加剤が主なにおい発生源です。

これは配合を制約します:低臭気酸化防止剤、低揮発性難燃剤、コンパウンディング中の徹底した真空脱揮発は、あれば良いものではなく必須要件です。

公開日 2026-06-23・業界ニュース・選定の参考情報です。出荷判定値は合意された技術文書をご参照ください。

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