WTIが93.76ドルに反発、米・イランのホルムズ海峡対立激化で原油は高値圏で攻防
2026年6月3日 マーケット日報
6月2日、国際原油先物は上昇して終了。WTI7月物は1.60ドル上昇して93.76ドル/バレル(+1.74%)、ブレント8月物は1.02ドル上昇して96.00ドル/バレル(+1.07%)。中国SC原油先物2607は21.3元/バレル上昇して606.1元/バレル。
米・イランのホルムズ海峡対立は持続、原油ボラティリティ拡大
米国とイランのホルムズ海峡再開交渉は行き詰まり状態。ブローカーXS.comのSamer Hasnは「進展に時間がかかるほどスポット市場はタイトになる」と指摘。地政学リスクプレミアムが反復的に織り込まれ、高値圏での大幅な振幅が続いている。
OPEC+は6月7日の会合で7月の増産18.8万バレル/日を協議予定。UAEは紛争緩和後もホルムズ海峡の石油輸送量は2027年前半まで完全回復困難との見方を示している。
硬質ポリエーテルフォーム:急落後、底値圏での安定期待
6月2日、華北4110規格8200-9200元/トン(-350)、華東8300-9300元/トン(-300)。原料プロピレンオキシドの下落止め反発シグナルが出ており、40%が小幅反発、50%が横ばいを予想。
TDI:全国で350元/トン下落、下落ペース鈍化の兆し
国産TDI80/20華東/華南/華北で14,500-14,600元/トン(-350)。上海第1工場5月20日から停止、韓華6月初めに停止、新疆も検討予定。本日の下落幅は100元/トン程度に縮小見込み。
展望
原油は90-95ドル圏での高値振幅継続。TDI、硬質ポリエーテル、BPAは下落後の安定化フェーズ。6月中旬頃に一部化学品の反発機会あり。米・イラン交渉とOPEC+会合を注視。